カーオーディオ ヘッドユニット交換
オーディオのヘッドユニットとしてE303Sを3年間使ってきましたが、
・日本語表示が欲しい!
・USBメモリを使いたい!
・MP3やWMAに混じって、非圧縮のWAVファイルも再生したい!
とここ1年間ずっと思ってきました。ケンウッドのU727ならば可能だったからです。
そして、最近後継機種のU737が発売され、U727の売値も25k円ほどでほぼ底値に達したであろうと思われたので、購入してきました。
※ちなみに、U737ではWAVファイルの再生機能が落とされたようですね。
私にとっては、機能の退化です(^^;
取り外したE303Sと、U727のツーショットです。E303S、3年間ご苦労様!
U727は、リアパネルからいくつもケーブルが生えています(笑)。
今回はごっそりとパネルをはずました。普段見ないから壮観な眺めですね。
20型はどうなのか知りませんが、10型プリウスでは、標準の純正オーディオにイルミネーション電源入力が無く、車体側のオーディオ用の配線にも当然イルミネーション電源がありません。
E303Sもイルミネーション入力が無かった(ディスプレイの輝度はライトに連動しない仕様)ので、これまでは別に問題無かったのですが、U727はイルミネーション入力があり、せっかくライトに連動する機能があるのに、配線してあげないと連動しないままになってしまいます。
そこでプリウスの配線図集を調べました。
マルチディスプレイに「ILL+」という配線がされています。修理書で確認すると、やはりライトオン時に電源が供給される線なので、このラインのどこかにつなぎこめばいいわけですね。
最初はマルチディスプレイ側のコネクタの側につなぎこもうかと思い、コネクタも露出させたわけですが、インストルメントパネルJ/B(接続端子ボックスの意?)側の方が少しやりやすそうだったので、そちらにしました。
図面で言うと、赤で囲ったコネクタにつながっている配線です。
実物の写真はこちら。助手席ドアを開けてアクセスできる、ヒューズの下側に位置するコネクタです。
このコネクタの1番ピンにつながっている「黄緑色」の配線が「ILL+」になります。手前に引っ張り出して、分岐タップでケーブルをつなぎました。上へ向かう緑色の線がそうです。
実はこの時、各々の線がどのピンにつながっているかよく見えなくて、最初は間違えて「緑色」の線につないでしまいました(^^; テスターでチェックしたらライト連動の電圧が出ないので、よく見たら間違えていた、というわけで。危ない危ない(笑)。再度やり直したのが下の写真です。
分岐させた「ILL+」の配線は、このようにエアコンのフィルタ直上あたりを通して、センターコンソールまで持って行きました。
U727本体を除き、配線が済んだ状態です。実にごちゃごちゃとした配線の束です(笑)。
インパネを戻し、U727を接続して、コンソールに押し込みます・・・ その時の舞台裏の様子です。もう混みあっているの何の。いくつものコネクタや配線材を試行錯誤で上下左右に逃がしながらU727をぐぐっと押し込んで、やっと収まりました。
さて、今回の配線図はこうなります。
以前、アンテナを2分配するからとブースターアンプを挿入していましたが、どうもあまり効果が無いような気がしたので、今回ブースターアンプははずしてみました。明らかに感度が落ちたりするようだったら再考です。
装着完了したU727です。かっこいいですねぇ~
USBコネクタはグローブボックス内に出しています。
さて、動作チェック。WMAなどは、ちゃんとアーティスト名なども漢字で表示されますね。
こちらはMP3。この写真では曲名だけでアーティスト名は隠れていますが、1画面に収まりきれない場合はスクロールして表示してくれます。
さて、U727を選んだ一番の目的。WAVファイルの再生です。これこのとおり、きちんと再生できました。やったね!\(^O^)/
なお、MP3やWMA等とWAVのクオリティ差が車内でわかるかというと、まぁわかりません(^^;;
一部の曲はWAVにしておきたい、という気持ちだけです(^^)